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作品賞・監督賞などアカデミー賞4部門受賞!かつてないスリルと興奮に包まれたサスペンス・スリラーの傑作!荒野で狩りをしていたベトナム帰還兵のモスは偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金を発見。その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋のシガーは邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。事件発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎える…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

 

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メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわしたルウェリン・モスは、大量のヘロインと現金200万ドルが残されているのを見つける。危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは非情の殺し屋アントン・シガー。そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを救うべく老保安官エド・トム・ベルが追跡を始めるのだった。

 

その髪形だけで強烈なインパクトを放つダイハードな仕事人を演じたスペイン俳優ハビエル・バルデムが、男くさい魅力で逃げる男を好演するジョシュ・ブローリンも、ベテランの渋味で勝負のトミー・リー・ジョーンズをも圧倒する不気味な存在感で、ぞくぞくするほど怖くて面白い追跡/逃亡劇をリードする。原作はピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシーの小説「血と暴力の国」。『ブラッド・シンプル』『ファーゴ』などノワールなスリラーを得意とするコーエン兄弟が監督・脚本・製作を担った本作は、カンヌ国際映画祭コンペ部門に出品されたのを皮切りに各映画賞を席捲し、まさに2007年度を代表する一本となった傑作。




『ノーカントリー』(No Country for Old Men)は、2007年のアメリカ映画。

コーマック・マッカーシーの『血と暴力の国』をコーエン兄弟が映画化。第60回カンヌ国際映画祭、第64回ヴェネツィア国際映画祭、第32回トロント国際映画祭などで上映。

第80回アカデミー賞にて8部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の計4冠を受賞。

日本ではR-15指定。

 

 

ストーリー

舞台は1980年のアメリカ合衆国テキサス州西部。物語は凶悪化する犯罪を憂う保安官エド・トム・ベル(ジョーンズ)の語りを背景に、脱走した殺し屋アントン・シガー(バルデム)が殺人・強盗を繰り返すシーンから始まる。

 

一方その頃、銃を持ってプロングホーンを撃ちに行ったルウェリン・モス(ブローリン)は偶然にも殺人現場に遭遇する。状況からすると麻薬取引がスムーズに進まず、途中で銃撃戦に発展したようだ。死体の転がる中を歩くモスは麻薬を積んだトラックの運転席で息も絶え絶えになっているメキシコ人を発見する。いろいろと質問するモスだが相手の言う言葉は「アグア」(スペイン語で水の意)のみ。その後、モスは事件現場からすこし歩いたところにあった男の死体から札束の詰まった書類カバンを発見し、自宅に持ち帰る。しかしその夜、運転席で苦しんでいた男のことが気にかかったモスは水を持って現場に戻り、不運にも戻って来たギャング達に発見されてしまう。命からがら脱出したものの現場に置き去りになった車から身元が割れ、モスは金の発見を請け負ったシガーに追われる身となるのだった。

 

危険を感じたモスは妻カーラ・ジーン(マクドナルド)をバスに乗せて実家に帰し、自身はモーテルに潜伏する。しかし金の入ったカバンには発信器が隠されており、シガーはモスのモーテルに到着する。しかしメキシコ系の追っ手とシガーが交戦中、モスはからくも逃走する。次に潜んだホテルの部屋で発信器の存在に気付いたモスはこれを逆手に取ってシガーを返り討ちにしようとするが、激しい銃撃戦の末どちらも重傷を負う。シガーが傷の治療に時間を取られているうち、モスは国境を越えてメキシコに到達、現地の病院に入院する。

 

入院中のモスに面会に来たのはカーソン・ウェルズ(ハレルソン)だった。ウェルズは麻薬ディーラーから金の奪還を命じられており、金と引き換えにモスの命を守るという交換条件を出すが、モスはこれを拒絶。その後米国内のホテルに戻ってきたウェルズはシガーに殺害される。その時ウェルズの部屋に電話をかけてきたのはモスであった。シガーは電話を取り、二人の会話が初めて実現する。モスが自分の手で金を持ってくること、そうすれば妻に手出しはしないと要求するシガーだがモスはこれも拒否し、会話は終わる。

 

米国に戻ってきたモスはカーラ・ジーンに電話し、母親ともどもエル・パソのモーテルで落ち合うよう打ち合わせる。モスとシガーの二人を追っていた保安官ベルもエル・パソに向かうが、モーテルに到着したころには時すでに遅く、モスは既に殺害され金は消えていた。後日、ベルは元保安官だった叔父と会って引退の意思を表明する。時代の流れにともなって凶悪化する犯罪がその原因だが、叔父はこの地域はもともと暴力的な土地であり、一個人の働きで状況が変化するようなものではないと説き、ベルをたしなめる。

 

母親の葬儀から帰ってきたカーラ・ジーンは家の中で待ち伏せていたシガーと対面する。シガーはモスと交わした会話にもとづいて彼女を殺害しなければならないと説明するが、気を変え、コイントスでカーラ・ジーンが勝てば命を助けると言い出す。裏か表か。彼女の答えは「賭けない」であった。入り口のドアから出てきたシガーはブーツの裏に返り血が付いていないかをチェックする。そして車で走り去ろうというところを交通事故に遭う。シガーは左腕を骨折し、頭部から流血しつつも、警察が到着する前に姿をくらますことに成功するのだった。

 

物語はベルが妻と話をしている場面で幕となる。ベルは妻に、気になる夢をふたつ見たと語る。最初の一つは短い夢で、ベルが父親からもらったお金をなくしてしまうというもの。二つ目はベルが雪山で馬に乗っていると、また馬に乗って松明を持った父が通り過ぎて行く。顔を伏せつつ先に行った父は、ずっと先の方で冷たい闇の中に炎をともし、ベルが来るのを待っているだろう。そこで夢は終わった。

 

 

キャスト

  • トミー・リー・ジョーンズ:エド・トム・ベル保安官
  • ハビエル・バルデム:アントン・シガー
  • ジョシュ・ブローリン:ルウェリン・モス
  • ウディ・ハレルソン:カーソン・ウェルズ
  • ケリー・マクドナルド:カーラ・ジーン
  • ギャレット・ディラハント:ウェンデル
  • テス・ハーパー:ロレッタ・ベル
  • バリー・コービン
  • スティーヴン・ルート

 

 

スタッフ

  • 監督/脚本/編集:ジョエル&イーサン・コーエン
  • 製作:ジョエル&イーサン・コーエン、スコット・ルーディン
  • 製作総指揮:ロバート・グラフ、マーク・ロイバル
  • 撮影:ロジャー・ディーキンス
  • 衣装デザイン:メアリー・ゾフレス
  • 音楽:カーター・バーウェル
  • 視覚効果:ルーマ・ピクチャーズ
  • 製作会社:パラマウント・ヴァンテイジ、ミラマックス映画、スコット・ルーディン・プロダクションズ、マイク・ゾス・プロダクションズ
  • 日本配給:パラマウント ジャパン、ショウゲート

 

 

主な受賞

  • 2007年ナショナル・ボード・オブ・レビュー:作品賞、アンサンブルキャスト賞、脚色賞
  • ワシントンDC映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、アンサンブル演技賞
  • ニューヨーク映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚本賞
  • ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞:助演男優賞
  • ボストン映画批評家協会賞:作品賞、助演男優賞
  • シカゴ映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞)
  • サンフランシスコ映画批評家協会賞:監督賞
  • サテライト賞:作品賞(ドラマ部門)、監督賞
  • サウスイースタン映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞
  • ダラス―フォートワース映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞
  • オースティン映画批評家協会賞:助演男優賞、脚色賞
  • サンディエゴ映画批評家協会賞:作品賞、助演男優賞、撮影賞、アンサンブル演技賞
  • フェニックス映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、アンサンブル演技賞、撮影賞、脚色賞
  • トロント映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚本賞
  • ラスヴェガス映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞
  • フロリダ映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、撮影賞
  • ユタ映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚本賞
  • セントルイス映画批評家協会賞:作品賞、監督賞
  • デトロイト映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞
  • オクラホマ映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞

 

 

2008年

  • ヒューストン映画批評家協会賞:作品賞、助演男優賞、名誉テキサス人賞
  • カンザスシティ映画批評家協会賞:助演男優賞、脚色賞
  • ブロードキャスト映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞
  • オンライン映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞
  • USCスクリプター賞:脚色賞
  • ゴールデングローブ賞:助演男優賞、脚本賞
  • セントラルオハイオ映画批評家賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞
  • アイオワ映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞
  • アメリカ監督組合賞:監督賞
  • ノーステキサス映画批評家賞:監督賞、助演男優賞、撮影賞
  • 全米映画俳優組合賞:助演男優賞、アンサンブル演技賞
  • アメリカ製作者組合賞:作品賞
  • ロンドン映画批評家協会賞:作品賞、英国助演女優賞
  • オンライン映画&テレビジョン協会賞:助演男優賞、アンサンブル演技賞、脚色賞、編集賞
  • アメリカ脚本家組合賞:脚色賞
  • アメリカ監督組合賞
  • アメリカ製作者組合賞:長編映画部門
  • 英国アカデミー賞:監督賞、助演男優賞、編集賞
  • アカデミー賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞
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